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擬洋風建築

近世以来の技術を身に付けた大工棟梁によって「見よう見まね」で設計施工された様式

概要

明治維新以降、ホテル・洋式工場・小学校・役所・病院など新しい機能を持った施設が、 はじめは大都市にやがて全国に求められるようになっていく。 西洋的な機能を持ち堅牢性を求められたこれらの施設は、洋式建築として建てられる必要があった。 迎賓館や造幣局など主要な施設はお雇い外国人の手によって設計監理されたが、その他の官庁舎や地方の施設は地域の大工の手に委ねられた。